AAE(アメリカ歯内療法学会)体験記:寺岡寛先生

2016年04月05日にサンフランシスコで開催されるアメリカ歯内療法学会(以下AAE)大会を受講するために渡米しました。

飛行機に乗って約6時間。日本では夕方に出発しましたが、サンフランシスコに到着したのが現地時間で午前11時。
入国審査で少し手間取り、テロ対策のための入国審査の厳しさを体感

サンフランシスコは西海岸に位置しているため、日本よりも温暖で湿度も低く、とても過ごしやすいと感じ、また渡米が初めてであったため非常に感動したのを覚えています。

名称未設定

 

 

 

 

 

名称未設定 2

 

 

 

 

 
このように大きな学術大会では幾人かの先生が同時刻に異なった場所で講演を行うため、全て聞くことはできず自分で任意に選択する必要がある。
最初に聞いたのがDr.SammuelKratchmanの「歯内療法におけるCBCTの使用」について。
生活歯におけるクラックや外傷・歯根吸収における臨床例が示されており、イザという時のための知識として有用に感じました。
今回のハイライトはやはりDr.SyngcukKimの外科的歯内療法です。Dr.Kimの講演はいつも立ち見が出るほどの人気で、内容の素晴らしさもさることながら、演者として人を引き込むプレゼンは圧巻だった。他にも幾人かの先生のプレゼンを拝聴した。
内容的にまだ新しく期待を感じさせる一方で今後も研究に対して注目をし、勉強をしていけなければないらなければいけないと感じた。
またコマーシャル的なプレゼンも散見されたので、正しいものを見極めていく能力も必要である。
同時通訳はなく、すべて英語なので英語力の不足も痛感したのも大きなポイントです。

全体としてやはり国際的な大会ですのでレベルが非常に高く、勉強になる事ばかりの内容であった。
来年以降のスケジュールも既に公開されているので開催されるようなので今後とも続けて参加をしていきたい。

寺岡寛