全てがここから始まった!ペンエンドメソッドを初めて解説した一冊!
PESCJ(ペンエンドスタディクラブインジャパン)メンター牛窪敏博が編著し、ペンエンド講師陣、が執筆した日本で初めてのペンエンドメソッドの解説書を紹介いたします。
再根管治療を極める 根管治療の精度を向上させる専門医からのアドバイス
<著者略歴>
牛窪敏博【うしくぼとしひろ】
1988年 朝日大学歯学部卒業
2001年 東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科歯髄生物学教室終了
2004年 東京歯科大学歯内療法学教室専攻生
2008年 ペンシルバニア大学歯内療法学教室インターナショナルプログラム卒業
大阪U’zデンタルクリニック院長
歯内療法学会指導医
AAE会員
歯学博士
東京歯科大学歯科保存学講座非常勤講師
総頁数:208頁/カラー 判型 A4判 発行年月日:2011年11月10日
<本の構成>
Chapter 1 なぜ再根管治療をしなければならいのか?
Chapter 2 非再根管治療を考える
Chapter 3 修得しよう 外科的歯内療法
Chapter 4 どうする?根管治療後の修復処置
CHAPTER 5 再発させない根管治療
CHAPTER 6 治療精度向上につながる基礎知識
<対象>
一般開業医、日常臨床で歯内療法に関わる全ての歯科医師
<みどころ>
歯内療法を行う上で必要なレントゲンの読影、歯牙解剖、無菌的処置の方法などの基本的な知識だけではなく、臨床でよく遭遇するポスト&ガッタパーチャの除去方法、レッジの対応を実際の器具を紹介しながら、Stepごとに、また注意点を説明してあり理解しやすい。CHAPTER5では、再根管治療のみではなく、抜髄処置に対する戦略をステップごとに説明されていて臨床に役立てやすく、根管充填(CWCT)の方法に関しても使用する機材の使用方法や、それらの機材を初めて触る先生でもわかるように記載してるのが嬉しい。その他、支台築造、歯内療法外科についての記載もあり幅広く学習することができる。
<著者からのコメント>
再根管治療は大変難しく、日々臨床でも困惑する事も多いと思います。しかし、避けて通る事は出来ません。本書を読まれ歯内療法に志を持ち、患者利益を考えて頂ければ幸いです。(著者:牛窪敏博先生)
本書は難易度の高い再根管治療のテクニックを豊富な図解、イラストでわかりやすく説明しています。また再根管治療が奏功しなかった場合の対処法や再根管治療にならないようにするための注意点など幅広い内容になっています。(著者:尾上正治先生)
本書の特徴として、再根管治療の手法がステップごとに記載され、実際に再根管治療をどのようにすすめていけばよいのか具体的に述べている点が挙げられる。その中で、特にChapter2はとても興味深い。再根管治療を行うにあたり必要な意思決定のプロセスが説明されていて、臨床家を悩ませる歯冠修復物・ポスト撤去、ガッタパーチャ除去といった点もわかりやすく解説されている。本書の特徴でもある”どのように再根管治療に関わる問題を解決していくか”といったことを、筆者の豊富な臨床症例と学術的なサポートに基づき解説されているため、非常に効率よく学習ができる。また、再根管治療に至らないように抜髄処置時に配慮すべき点や、不幸にも再根管治療が必要になった場合、どのように意思決定を行い、非外科的もしくは外科的に対応していくのかが詳細に書かれているため、歯内療法を行う臨床家にとって必読の書と言えよう。(著者:横田要先生)
本邦初のペンエンドメソッド解説の書となります。「再治療」に焦点を当て、再治療ならではの治療ステップに深く解説されています。日常臨床での悩みを解決するにはうってつけの一冊となります。正しいコンセプトやメソッドは時が経っても変わりないものです。再治療を再確認するためにもぜひご一読ください。