今回はPESCJ5期認定医の上野光信先生を紹介させていただきます。

 

略歴:2003年 東京医科歯科大学歯学部卒業

           2003年 東京都北区赤羽、上野歯科医院に勤務

           2014年 ペンエンドスタディクラブインジャパン修了

           2015年 ペンエンドスタディクラブインジャパン認定医

 聞き手:ECJ事務局

・お疲れ様です、早速ですが開業地(勤務地)はどちらでしょうか?

 漫画のタイトルにもなっている「東京都北区赤羽」というところです。

・「東京都北区赤羽」という漫画はどういった漫画なのですか?

 東京都北区赤羽を舞台に作者の出会ったユニークな人々や訪れた場所を作者一流の独特な感性で描いている漫画です。よく知っている場所が出てくるのでとても身近に感じる作品です。赤羽以外の人でも楽しめる内容ですよ。

・なるほど…もしかして、先生の医院も登場されてるのでしょうか?

 いえ、残念ながらまだです(笑)

・これからに期待ですね!ところで、診療体系(診療時間等)はどのようになっていますか?

 診療日は週2日休み(水日または木日)で、診療時間は通常10時15分~夜8時、早番の日は朝9時~夜7時(途中2時間休み入る)です。基本、予約制で診療しております。

・予約をするのは電話ですか?それ以外の方法もありますか?

 お電話(03-3900-4625)もしくは近所の方だとご来院いただいて、という場合もあります。現在のところ(連絡の行き違いを避けるため)Eメールなどではお受けしていない状況です。

・ペンエンドスタディクラブインジャパン(以下PESCJ)を知ることになったきっかけと受講する経緯はどのようなものだったのでしょうか?

 マイクロスコープを導入し、根管治療の時に覗いてみたのがきっかけです。「今まで自分は何をやっていたんだ」と思うほど衝撃的でした。そして根管治療の講習についての情報をネットで検索しPESCJのホームページにたどりつきました。最新の情報に触れるにつれ、お恥ずかしい話ですが根管治療ってこんなに考えなければいけないことがあったのかと思いました。

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・根管治療の講習会はいくつかあるかと思うのですが、先生がPESCJを選んだ理由はどのような理由でしょうか?

 新しい技術の習得には、モチベーション、教育の質、時間が大きな要素になると思います。モチベーションは個人のことですのでこれはよいとして、教育の質、時間に関して、

専門医教育を下地としたプログラムであるということ、受講者8人に対して講師陣が多いということ、また一年という継続した期間で教育を受けられるということに魅力を感じました。 

・なるほど…「根管治療ってこんなに考えなければいけない」とのことですが、具体的に教えていただけますでしょうか?

 診断結果の解釈の話や、歯のどこまで追求するのかに関しての議論、楕円形の根管をいかにマネジメントするか、根管充填時の形態やサイズ計算などです。それまでは深く考えていなかった、または全く考えていなかったことが多くありました。今思い出すと恥ずかしい限りです。 

・PESCJを修了して認定医となった今、診療にどのような違いが生まれましたでしょうか?

 日々の診療や皆様の前でお話させていただく機会を得た時など、PESCJの看板を背負っているという緊張感がうまれました。それが日々の研鑽を積むモチベーションにもなっています。

・歯内療法(根管治療)を行うにあたって特に意識して取り組んでいる点はなんですか?

 無菌的処置はもちろんですが、安全に、そして「可及的に」痛みや不快感を与えないように処置をすることです。 

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・印象に残っている症例を教えてください。

 初めての歯髄保存療法(断髄法)です。この処置如何で歯髄の生死が分かれるということですからとても緊張しました。幸いに今も定期健診に来て下さり生活状態であることを確認しています。

・受診される患者さんにお願いしたいことはありますか?

 治療は私一人だけではできません。患者さんのご協力があってこそですので、治療が安全円滑に進むよう、私とともに二人三脚で病気を治そうという気持ちをもっていただければ幸いです。

・このページを読んでいらっしゃる方々に向けて最後に何か一言お願いします。

 歯内療法というのはなかなか患者さん側に(眼に見えないので)わかりにくい治療ですが、この記事をみてくださっているのは非常に関心の高い方だと思いますので、ご自分の知識にとどめることなく周りの人との話題にしてくださると嬉しいです。知り合いの一言は時に歯科医の一言より効果がありますから(笑)

・最後に臨床例をご紹介いただきたいと思います。

 

 30代 男性 主訴は「冷たいものと温かいものもしみる」

 診査診断の結果、昔の治療したところの隙間からの感染により神経の炎症が見られました。治療後すぐに症状も落ち着き、現在まで症状もなく患者さんにも満足頂いてます。

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・本日はお忙しい所お付き合いくださりありがとうございました。

 こちらこそありがとうございました。