池田 洋之先生

 

 

 

 

 

・略歴

2006 日本大学歯学部 卒業

2015   レイス歯科クリニック 開業

2017 ペンエンドスタディクラブインジャパン修了

2017 ペンエンドスタディクラブインジャパン認定医

      

・早速ですが、開業地(勤務地)はどちらでしょうか?

東京都八王子市で4年ほど前から開業しています。

・予約の取り方はどのような感じでしょうか?

予約方法はかかりつけの歯科医院から直接FAX等で紹介状を送っていただく場合、または、患者さんから直接お電話でのご予約も承っております。その場合来院時に紹介状を持ってきていただいています。

・その際は根管治療のみの予約も可能でしょうか?

かかりつけの歯科医院からのご紹介の場合は、当院では根管治療のみの診療となります。

 

 

 

 

 

 

・歯内療法を学ぼうと思ったきっかけ、またそれまでの道のりはどのようでしたか?

ペンエンドと出会うまでは、恥ずかしながら歯内療法に日々疑問を抱え、手探りで診療を行っていました。
今思い返すと、歯内療法は無菌的処置が重要であり、その配慮が不足していたことが大きな誤りであったと思うのですが、そのような歯内療法に対しての疑問を解決したいと常に考えていましたが、なかなか解決はできずにいました。

・PENN ENDO STUDY CLUB IN JAPANを選んだ理由はなぜですか?

歯内療法についての講演会を探していて、たまたまペンエンドの講演会へ参加しました。これまで感じていた歯内療法に対する疑問へ論理的に答えを導いていただき、さらに専門医という歯科医師の日本での必要性を痛感し、憧れも抱くようになり、ペンエンドのコースを受講しようと決めました。

・特に根管治療を行う際に意識していることはなんですか?

当然ですが、無菌的処置には厳格に配慮しています。また、患者さんに歯内療法について十分理解していただけるように、できる限りわかりやすく一から説明するように心がけています。そこから、歯内療法について正しい知識、専門分野としての歯内療法への認識が浸透していけばと考えています。

 

 

 

 

 

 

・PENN ENDO STUDY CLUB IN JAPANの受講および認定医を取得する前後で変わった事はありましたか?

これまでは、勉強をするには商業誌を読んだり講演を聞くことでしたが、受講後は論文で自ら根拠を学ぶようになりました。それにより、他人からの知識の受け入りではなく、自分で様々な意思決定をすることができるようになりました。

・今後の展望や夢はありますか?

歯内療法に特化した診療のできる環境を作っていきたいと考えています。また、歯内療法について、患者さんから地域のみなさんへ正しい知識を広めていけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

・思い入れ深い症例はありますでしょうか?

14才の男の子で、虫歯により歯髄は壊死し、限局的に深い歯周ポケットも認めました。
根管治療により、歯周ポケットもX線的にも治癒しました。  

 

 

 

 

<治療前>

 

 

 

 

 

<治療後>

 

・このページを読んでいる方へメッセージがあればお願いいたします。

歯内療法という分野は、細菌を相手とする治療で目に見えず、とてもわかりづらく理解することが難しいかもしれません。ペンエンドの先生方は、この歯内療法に真摯に取り組んでおり、且つ、歯内療法で悩まれる患者さんを日本で減らすことができるよう活動しています。ですので、わからないことがあれば安心して相談していただければと思います。