歯内療法の目的は、根尖性歯周組織炎の予防と治療であり、その原因となる細菌を排除するために機械的な拡大、化学的洗浄、 貼薬をおこない、排除不可能な微生物は、根管充填により根管内へ埋葬することが必要になります。。ここで重要なことは、すべての処置が無菌的 環境でおこなわれ、各ステップにおける手技、処置法の効果が、生物学的にも病理組織学的にも生体に安全でなければならないと いうことです。また、治療を成功に導くために生物学的、臨床的にも十分な文献の裏付けが必要不可欠であり、 このことは現代の歯内療法学において、どんなに新しい技術、マテリアル、器材などが開発され、導入されようとも不変でなくてはなりません。 確かに現在のマテリアル、器材は歯内療法の成功に大きく貢献をしていますが、基本的なコンセプトを無視し、生物学的な知識無く使用しては、 全く無意味なものになってしまいます。また、逆に技術無くしても目的を完全に達成することはできませんが、実際には守るべき原則を無視し、 根管充填の見た目を優先した機械的拡大、根管充填がおこなわれていることも事実です。我々は冒頭に述べた コンセプトを遵守した歯内療法処置が国内外に関わらず、すべての医療機関でおこなわれることを強く願っています。 今回のコースでは、歯内療法をおこなう上で最も重要なコンセプトを講義と実習で習得、理解していただいた上で、 Ni-Ti Rotary System による機械的拡大と、根管充填においては、スーパーエンド アルファ2とベータを使用したContinuous Wave Technique(CWT)をご説明いたします。

講師:尾上正治先生

インストラクター:梅田貴志先生、野田哲朗先生

お申し込みは9月18日:コンセプトに基づいた根管治療<東京開催>よりお願い致します。