2015年7月11日・12日の2日間、横浜にある鶴見大学にて、日本で一番大きな根管治療の大会である第36回日本歯内療法学会学術大会に参加してきました。

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毎年開催されている歯内療法学会学術大会では、日本における様々な根管治療のコンセプトや手技について学べるだけでなく、海外で活躍している著名な先生を招いて行われる特別講演にて世界的な根管治療の流れも知ることができます。毎年多くのペンエンドスタディークラブインジャパンに所属している先生が歯内療法学会学術大会に参加しています。今回は、私と、田原先生湯本先生天川先生高橋先生山本先生高見澤先生が参加しており、久しぶりのお互いの近況などの情報交換も行え、その点でも非常に有意義な歯内療法学会でありました。

今回の学会では、根管治療や歯根端切除、リバスキュラリゼーションの症例、根管治療の器具の使用法、周辺領域の専門医からみた歯内療法といった興味深い話題がたくさんありましたが、個人的に一番学びを得た講演は、3つの特別講演でした。1つ目は歯の吸収に纏わる話でDr. Garry L. Myersの『 Root resorption : an endodontic perspective 』です。外部吸収と内部吸収について鑑別法と診断法、治療法についてわかりやすくまとめていました。2つ目は根管治療に使用する最新のロータリーファイルについての話であるDr. Arnaldo Castellucciの『 Endonext. The technology of the future generation 』、3つ目はロータリーファイルの変遷と様々な根管治療に使用するロータリーファイルを自身が行った実験に基づいて評価したDr. Hyeon-Cheol KIMの『 Scientific Understanding of Instruments fracture &Tooth fracture in Korean Dental Patients 』といった内容がありました。

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毎年大会に参加される人数も多くなってきているため、日本でも根管治療に対する関心がとても高まっていることが感じられる学術大会でした。

 

執筆者 關 利啓 PESCJ1期